鍼灸師をやっていると、痩せるツボをよく患者さんから質問されます。
自分の中で自信を持って「このツボです」と言えるツボがなく、結局トレーニングをすることが、一番手っ取り早く確実だとお薦めしています。
専門学生時代には週6のトレーニング、現在は週2回ほどしかジムに行けてないですが、それなりに経験があるのでブログで何個か投稿して皆様のお役に立てればと思います。
まず初めてトレーニングをする方は、どの種目をすればいいかわからないと思います。
ダイエット目的や筋肉量増量など目的は違えど、大きな筋肉からトレーニングをすることが大事です。
大きな筋肉は胸、背中、足の3部位が基本になります。
トレーニング上級者になってくると、腕・肩・胸・背中・足の5部位を1日1部位を一週間で分割してトレーニングします。
トレーニング初心者の方は上記の3部位から始めるのが1番効率的だと思います。
胸のトレーニングでおすすめはダンベルプレスです。
最近はベンチプレスでも補助の役割がある安全バーがあるので一人でできますが、ジムによってはベンチプレスの場所が埋まっていたり、安全バーの高さが微妙に自分に合わなかったりするのでここではダンベルプレスをお薦めします。
ダンベルプレスの良さは1キロ単位で重量を変更できる点、ダンベルでトレーニングするため左右均等に筋力が増すこと、準備が簡単、胸のストレッチがベンチプレスよりも広く可動域がとれることです。
ジムによりますが、ダンベルは1キロから10キロまでは1キロ単位で置いてあるところがほとんどです。
12キロのダンベルからは2キロ単位で置いてあるところが多いです。
ダンベルは20キロまで置いてあるところや、40キロ、50キロ、それ以上まで置いてあるジムなど様々です。
初心者の頃は扱う重量も右肩上がりで伸びてくる時期です。
その時に合う重量でトレーニングをすることで筋肉が成長しやすくなります。
回数の目安は10回3セットが基本になります。一般的にこのセットに慣れてきたら重量を上げるタイミングです。
重量が伸びやすい時期に1キロ単位で挑戦できるのは怪我のリスクも少なく、安全にできる点がダンベルプレスのメリットになります。
ベンチプレスはシャフトと呼ばれる長いバーを両手で持ち上げるので、右利きの人は右胸で上げてしまい左右の胸で筋肉の差が出てしまいます。
ダンバルプレスですと片腕ずつにダンベルを持って持ち上げる為、筋肉の左右差は出にくいように感じます。
また、ベンチプレスはシャフトが胸につくところまでしか強制的に下げれませんが、ダンベルプレスですと自分の可動域までダンベルを下げることができるので可動域の面でもダンベルプレスの方が胸に利きやすいと思います。
最後のメリットはベンチプレスはプレートを足して準備するのですが、ダンベルプレスの場合はやりたい重量のダンベルをベンチ代まで運ぶだけですので準備も簡単です。
今回の投稿では胸のトレーニングを紹介しましたので、次回は背中と足のトレーニングを紹介できればと思います。
文章が長くなってしまいましだが、最後まで拝読して頂きありがとうございます。